【極上の結婚シリーズ】ママになっても、御曹司に赤ちゃんごと包み愛されています
その表情はまるで、想像以上のものに出会ったときのような、にわかには信じがたいという衝撃がある。
そこへ、おじいちゃんの後方にいたSPらしき男性が、おじいちゃんに声をかける。
「そろそろお時間でございます」
「ああ、そうか。申し訳ない。話の続きは開会の挨拶のあとにしましょう」
頭の中が疑問符でいっぱいのまま、おじいちゃんは颯爽と去っていく。
時刻はまもなく午後五時、ベリーヒルズビレッジ四十周年パーティーの幕開けだった。
「莉帆、盛宮さんとは本当にただの茶飲み友だちなのか?」
いっちゃんに詰め寄られ、私は「うん。でもそういえば、おじいちゃんは私のことを命の恩人だって言っ――」と補足しかけたときだった。
パーティー会場の中央にある壇上に、おじいちゃんが立ったのが視界に入る。
「え?」
「みなさま、本日はベリーヒルズビレッジ四十周年パーティーにようこそお越しくださいました」
おじいちゃんは淀みなく開会の挨拶を始めた。その姿は凛々しく、私が知っているいつもの優しいおじいちゃんとは別人だった。
そこへ、おじいちゃんの後方にいたSPらしき男性が、おじいちゃんに声をかける。
「そろそろお時間でございます」
「ああ、そうか。申し訳ない。話の続きは開会の挨拶のあとにしましょう」
頭の中が疑問符でいっぱいのまま、おじいちゃんは颯爽と去っていく。
時刻はまもなく午後五時、ベリーヒルズビレッジ四十周年パーティーの幕開けだった。
「莉帆、盛宮さんとは本当にただの茶飲み友だちなのか?」
いっちゃんに詰め寄られ、私は「うん。でもそういえば、おじいちゃんは私のことを命の恩人だって言っ――」と補足しかけたときだった。
パーティー会場の中央にある壇上に、おじいちゃんが立ったのが視界に入る。
「え?」
「みなさま、本日はベリーヒルズビレッジ四十周年パーティーにようこそお越しくださいました」
おじいちゃんは淀みなく開会の挨拶を始めた。その姿は凛々しく、私が知っているいつもの優しいおじいちゃんとは別人だった。