QUALIA ー最強総長×家出少女ー
ふとしたとき、私の視線は将冴さんではなく、ルナにあった。

将冴さんと同じデザインの翼の刺繍が、金色で縫われている。

あの人が夢に出てくる男の子なのは、多分、間違いないと思う。

だけど、だとしたら私とルナは昔、会ったことがあるのかな?

私にはそんな記憶がない。

けど私の目は、バイクに乗っているときも、ルナの背中に釘付けだった。

そして、これは自意識過剰かもしれないけど、ルナも何度か、私に振り返った気がした。
< 51 / 304 >

この作品をシェア

pagetop