パリで出逢った ソウルメイト ②
海事 林課長と西川経理課長が喫煙所でタバコを吸っていた。
「お前さ、あの子とまだ続いてるのか?」
と西川課長が林課長に質問した。

「あぁ。嫁は、結が産まれたばかりだし…」

「でもさ、秋に社内規則も厳しくなったし早いとこ 上手く切れよ。
あの子が騒いだら、お前の出世も無くなるんだぞ!」

「会社になんかバレないよ。
アイツに他の男を仕向けて別れるつもり。
こっちも 食事代とかプレゼント代とか元を取らないとな! ハハハ」

林は、本当に腐ったヤツだ!
家族を大事にせず、自分勝手にも程がある!

「オイ!お前!清掃員の新人!早く掃除しろよ!
この ノロマ!」

「おい、林!そんな言い方ないだろう。
すまないね。気にしないでいいから」

「すみません。すぐ、灰皿交換します」

林の不倫相手が社内にいるのがわかった。
社内規則で罰するにも証拠が必要だ。

優一は、林が海外事業部で、課長ならいずれパリ支店長になる可能性がある。
林だと、今までの信用を無くすと考えていた。

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