パリで出逢った ソウルメイト ②

3人組 男の絆

3人組は、誠の部屋へ
「お疲れ〜! 優一、リサちゃん大丈夫か?」

「あぁ、今日は良介おじさんとこにいるから帰りに迎えに行くんだわ。」

「優一、9月の会議の事か?」

「あぁ、メシ食いながら話すけどさ〜
まずは、ビールで乾杯だなぁ〜!」

《カンパーイ》

「あのさ、和也、誠…
オレさこの前のアメリカ出張で親父達の衝撃的な過去の話から今回の社内規則改定をするってなったんだけどさ…
お前らも親から聞くかもだけど…さ〜」
っと、優一は、昔の親達の話をした。

「はぁ? それって殺人未遂だろ?」

「優一は、この世にいなかったかもなのか?」

「うん、その頃の佐伯コーポレーションの社内規則にはそのあたりが何も無かったらしくて、会社は何も出来なかったらしい。
親父達3人と法務の中野さんは当時の事を知ってるし、春からオレとリサが本社に入る前に改定する事にしたんだよ。」

「最初、美咲ちゃんが俺に優一の事で女子社員が色めき立ってるって心配してメールきてさ、親父に報告したら、いつになく物凄い剣幕で
"気をつけろ!"って言われたんだよ」

「うちの親父もリサには旧姓で働いてもらうって言い出したしな。
だから、春からリサの事も気にかけてやってもらえないかな、
何かあったら知らせて欲しい…
和也、誠、お願いします。」

「勿論だよ!リサちゃんを危険な目に合わせないようにするから!」

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