お見合いは未経験
「やっ…ふ、あ、ぁあんっ…」
は、あっ…と大きく息をつき、真奈は膝が崩れ落ちそうになっていた。
膝裏を掬って、抱き上げるとベッドに向かった。
そっと、ベッドに下ろす。
シュルっと、真奈の浴衣の紐を解いた。
「なんだか、お姫様に不埒なことする、悪役みたいな気分になりそう。」
「え、ご無体な…とか、いうのですか?」
「ご無体!いいね、それ。何か真奈が言うとヤバいな。」
「もう…」
真奈がくすくす、笑っている。
「やっぱり、笑顔が可愛いよ。なあ、大人っぽくないとか、気にしているの?」
「はい…。」
「僕の好みのタイプ、教えようか?」
「タイプ、ですか。」
「そう。ナイスバディのむっちゃ大人な美女。」
と、耳元で囁く。
「えぇっ。ど、どうしましょう。」
両手で頬を抑える真奈は、青くなっていた。
「嘘だよ。タイプはね、品のある人。がつがつしてない女性。真奈はもう、好みのど真ん中。」
「もう!意地悪ですっ!」
ぷんっとしている真奈が、貴志の胸をポン!とたたく。
そんなこと、今までならしなかったのだろうに、どんどん解けてくる真奈が、可愛くて愛おしくて、仕方ない。
「意地悪、嫌い?」
そう言って、貴志は緩く重なっているだけの真奈の浴衣の合わせに、手を入れ、耳に舌を差し入れる。
は、あっ…と大きく息をつき、真奈は膝が崩れ落ちそうになっていた。
膝裏を掬って、抱き上げるとベッドに向かった。
そっと、ベッドに下ろす。
シュルっと、真奈の浴衣の紐を解いた。
「なんだか、お姫様に不埒なことする、悪役みたいな気分になりそう。」
「え、ご無体な…とか、いうのですか?」
「ご無体!いいね、それ。何か真奈が言うとヤバいな。」
「もう…」
真奈がくすくす、笑っている。
「やっぱり、笑顔が可愛いよ。なあ、大人っぽくないとか、気にしているの?」
「はい…。」
「僕の好みのタイプ、教えようか?」
「タイプ、ですか。」
「そう。ナイスバディのむっちゃ大人な美女。」
と、耳元で囁く。
「えぇっ。ど、どうしましょう。」
両手で頬を抑える真奈は、青くなっていた。
「嘘だよ。タイプはね、品のある人。がつがつしてない女性。真奈はもう、好みのど真ん中。」
「もう!意地悪ですっ!」
ぷんっとしている真奈が、貴志の胸をポン!とたたく。
そんなこと、今までならしなかったのだろうに、どんどん解けてくる真奈が、可愛くて愛おしくて、仕方ない。
「意地悪、嫌い?」
そう言って、貴志は緩く重なっているだけの真奈の浴衣の合わせに、手を入れ、耳に舌を差し入れる。