極上御曹司と授かり溺愛婚~パパの過保護が止まりません~
「四ヵ月か……長いよな。仕事も激務になるのは目に見えているが、美月に会えないのが一番つらい」

「朔也さん……」

「今日の重役会議で決定し、明日約束まで待てなかったんだ」

「朔也さんを待つ間、心配で胸がドキドキしちゃったけど、大丈夫です。私、お帰りを待っていますね。あ、ところでいつ出発を?」

 肝心な話を聞いていなかった。四ヵ月間というくらいだから、朔也さんが日本にいる時間は残り少ないはず。

「来週の水曜日に向かう」

「やっぱり会える時間はもう少ないですね……」

「本当にすまない」

 がっかりした顔になっていたのだろう。朔也さんにもう一度謝られてしまった。

「仕方がないです。朔也さんがいない間は、料理の腕を上げられるようにがんばります」

「勉強もな。結婚して専業主婦になるが、落ち着いたら働きたいと思うかもしれない。学位があれば就職にも有利になる。卒論もあるだろうから、がんばって卒業しないとな」

「卒論……はぁ~ちょっと憂鬱です」

 私はこれみよがしに大きなため息をついた。
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