極上御曹司と授かり溺愛婚~パパの過保護が止まりません~
朔也さんの部屋へ入るのは、いつもとなんとなく気分が違う。親公認により初めて朝までいられるからだろうか。
料理をしたかったが、それに時間を割かれるのももったいないとふたりで考えて、テイクアウトや近くのレストランへ行けばいいという話に。
まだ夕食には早く、朔也さんのリビングでコーヒーを飲んでいるとき、大型のテレビに映し出された旧軽井沢の銀座通りを目にして姉のことを思い出した。
そうだ。まだ姉の話を朔也さんにしていなかった。
姉は弁護士と話を詰め、離婚はほぼ決定のようだ。
隣に座る朔也さんに顔を向ける。
「朔也さん、お姉ちゃんと良幸さんのことなんだけど」
「ん? ふたりはマニラへ戻ったんだろう?」
私は顔をしかめて首を横に振る。
「まだあやふやだったから話さなかったんだけど、お姉ちゃんは離婚を進めているの」
「なんだって? 離婚を?」
朔也さんは信じられないように涼しげな目を大きくさせた。
「うん。こっちへ来て数日後、お姉ちゃんは大学のときの友人と会って、夜の予定を切り上げて早くホテルの部屋に戻ったら、良幸さんは女性と、その……ベッドで」
「女と寝てた?」
私はコクコクうなずく。
「そうみたいです。お姉ちゃんは別れるの一点張りで。今は弁護士と協議中らしくて……」
「そうか……結婚して一年くらいだよな? そういう男だと早くわかってよかったのかもしれない」
「ですよね」
朔也さんの意見に賛同した私の頬に彼の手がかかる。
料理をしたかったが、それに時間を割かれるのももったいないとふたりで考えて、テイクアウトや近くのレストランへ行けばいいという話に。
まだ夕食には早く、朔也さんのリビングでコーヒーを飲んでいるとき、大型のテレビに映し出された旧軽井沢の銀座通りを目にして姉のことを思い出した。
そうだ。まだ姉の話を朔也さんにしていなかった。
姉は弁護士と話を詰め、離婚はほぼ決定のようだ。
隣に座る朔也さんに顔を向ける。
「朔也さん、お姉ちゃんと良幸さんのことなんだけど」
「ん? ふたりはマニラへ戻ったんだろう?」
私は顔をしかめて首を横に振る。
「まだあやふやだったから話さなかったんだけど、お姉ちゃんは離婚を進めているの」
「なんだって? 離婚を?」
朔也さんは信じられないように涼しげな目を大きくさせた。
「うん。こっちへ来て数日後、お姉ちゃんは大学のときの友人と会って、夜の予定を切り上げて早くホテルの部屋に戻ったら、良幸さんは女性と、その……ベッドで」
「女と寝てた?」
私はコクコクうなずく。
「そうみたいです。お姉ちゃんは別れるの一点張りで。今は弁護士と協議中らしくて……」
「そうか……結婚して一年くらいだよな? そういう男だと早くわかってよかったのかもしれない」
「ですよね」
朔也さんの意見に賛同した私の頬に彼の手がかかる。