私達には、関わらないで!!

···伯父さんの告白と影


伯父さんは、私達が勇気を与えることが
できたのか·····
ゆかりさんに告白をした。

ゆかりさんは、少し戸惑ったみたいだけど
「あの引っ越しは、私の為だったの?
二人の優しさが、とっても嬉しい。
お言葉に甘えて
私を理君の恋人にして下さい。」
と、言うと·····

理伯父さんは、
「いや~、嫁ね。」
と、プロポーズをして
ゆかりさんは、泣きながら
「はい。」
と、答えたらしい。

もちろん、ゆかりさんの
ご両親にも報告したら
「理さんなら問題ないし、
大事にしてくれるとわかる。」
と、絶大な信用をもらっていたとか

本当に·····良かった·····

陽菜乃の二人で
「「おめでとうございます。」」
と、理伯父さんとゆかりさんに伝えた。

私とゆかりさんは、午前と午後に
分かれてシフトに入り
土日は、一緒にはいるが
私は陽菜乃がいるから早く上がる事に
バイトの葵君もいるし
大丈夫かな?と。

それに週に一度は、
理伯父さんも休まないと
いけないと···なり
ソライルに
« 店休日 » ができた。

夜は、伯父さんのまかないを
もらって陽菜乃と食べている。

本当に美味しい!
 

そんな時に·····

「昨日さ、男の人が店に来て
前園さんは、こちらにいますか?
と、訊かれたんだ。
だから、もしかしてと思って
いませんよ。と答えた。
芽依、変わった事なかったか?
大丈夫か?」
と、伯父さんに。

ゆかりさんにも伯父さんの結婚が
決まってから私と陽菜乃の事は
聞いてもらった。

なんかあった時の為に·····

ゆかりさんは、私の父と悠真にも
あの秘書にも怒って
怒鳴り混む勢いだった。

そんなゆかりさんを理伯父さんが
止めていたが、私は、
「ありがとうございます。
また、味方が増えて嬉しい。」
と、伝えるとゆかりさんは、
一緒に泣いてくれた。

私は、陽菜乃と理伯父さんとゆかりさん
と影で見守ってくれる母が
いてくれたらいい。

理伯父さんとゆかりさんの
お祝いに母が父に内緒で来てくれた。

もちろん、結婚をすることは
父にも報告済みだ。

母は、ゆかりさんに
私達の事を頼み
理伯父さんに沢山お礼を言って
陽菜乃と遊んで帰って行った。

ゆかりさんから
「芽依ちゃんは、お母さん似だね。」
と、言われて嬉しかったが·····

伯父さんのレストランに来たのは、
悠真だろうか?
もしかしたら、秘書?
陽菜乃の事は、絶対に知られたくない。

母にも、その事は話した。

伯父さんにしばらく
ソライルを休むように言われた。

バイトの葵君にも
私については、箝口令がでた。
< 11 / 65 >

この作品をシェア

pagetop