私達には、関わらないで!!

悠真も卒業の前日に父親に呼ばれて
会社に行くと
芽依が言われた事を告げられた。

だが、やはり脅されたが
婚約はしない
会社には、勤める
前園さんには手をださない
と、誓約書を父親と交わしたと。
用紙を見せてくれた。

それに父親が脅すのも録音して
約束を破れば週刊誌に売ると
こちらも脅した
と、言うと陽真君が
「やるね、兄さん。」と。

それに、悠真は
石川を継ぐつもりはないことを
陽真君に話した。

俺は、陽真を支える立場で良いと
それに大学一年から
起業している会社が
定着しているから
陽真が卒業したらそちらに行く
と、言った。

陽真君も早乙女さんも私も
びっくりした。

芽依と結婚すると決めていたし
石川になんの思いもない
俺は、陽真がいたから
石川の家にいただけだ。

石川も陽真が入ってやりやすいように
手を加えた後一年で
陽真が来ると思って頑張ってきたんだ。
と、言うから
「会社を他にも掛け持ちしていたから
寝る暇も食べる暇もなかったの?」
と、言う陽真君に
「いや、起業した会社は、
仲間三人でやっているから
状況を聞くだけだ。
二人とも優秀だからな。」
と、話す悠真に
「兄さんには、飽きれるよ。」
と、言うと
「陽真、卒業したら石川にはいり
石川を率いてくれ
親父は失脚させる。
あの人では、石川も家族も
ダメになる。
俺は、芽依がいてくれたら
何もいらない。
芽依が俺の全てだから。
あっ、大切な娘の陽菜乃もだ。」
と、話す悠真の目に力が入るのが
わかった。
「君もずいぶん辛い思いを
したんだな。
だが、戦うにしても
体が万全じゃないといけない。
どうだ、芽依のマンションから
通っては?」
と、伯父さんに言われて
「お許しを頂けるのでしたら。」
と、悠真が言うと
「今日は、このまま
芽依さんのお宅に泊めて頂き
明日は、お休みください。
着替えは、専務室にあるものを
私が明日届けます。」
と、早乙女さん。
そうだな。とみんながなるが

えっ、悠真が泊まるの
と、あたふたしてるのは私だけで
陽菜乃は、パパがお泊まりと
喜んでいるし·····なんだかな····

悠真に
「俺が泊まるの嫌なの?」
と、言われて
「えっ、いやっ、嫌じゃないけど。」
「けど、なに?」
「心の準備が·····」
と、言うと
クスクスっ、と悠真が笑いだして
みんなも笑っていた。

陽真君と早乙女さんを見送り
私と陽菜乃の悠真は、
私のマンションへと歩く
歩くと言ってもすぐだが。

陽菜乃も悠真も伯父さんの
ご飯食べたから
私も伯父さんに持たされた
食事をしながら
お風呂の準備をした。

ゆかりちゃんから伯父さんの
新しい下着と部屋着を
もらって悠真は着る
まだ、陽菜乃を入れる事は
できないから
一人で入ってもらう。
大丈夫かと心配になり外でまつ
「あれ?一緒に入りたかった?」
と、言う悠真に
「ばかっ」
と、言いながら
背中を拭いて上げて髪の毛を乾かして
ベッドに先に寝てもらい

私は陽菜乃とお風呂に入る
急に父親が現れて
陽菜乃がどう思い····
どう感じたのか······心配だったから

「ひな、ごめんね。
今まで、パパに会えなくて」
「ううん。理ちゃんとゆかりちゃん
と、ママがいるから。」
と、私に抱きつき
「でも、パパも好き。
パパ、おからだ、だいじょうぶ?」
と、言うから
「うん。ひなに会えたから
元気になるよ。」
と、言うと嬉しそうに笑う

本当に、優しい我が子に
愛しさがます。
陽菜乃を抱き締めて洗いあって
お風呂上がり陽菜乃を着替えさせて
髪を乾かしていると
悠真がそれを見ていて
「あっ、パパ!」
「悠真、大丈夫?」
「うん、すっごく楽しそうだから。」
クスクス、笑いながら
陽菜乃の髪を乾かして
自分の髪を乾かす。
その間、悠真は陽菜乃と話している。
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