私達には、関わらないで!!

少し時間を置いて披露宴となる

ウェディングドレスから
白無垢に着替えて
お客様をお向かいする。

私の両親と悠真のお義母様と
五人で入り口に立つ。
陽菜乃は、私達の所に来たり
理伯父さんとゆかりちゃんの
所へ行ったりしていた。

お客様方が、次々に入ってこられる。
次々に挨拶をする。

全ての方が中に入ると
白無垢から色打掛に変えて
入場する。
沢山の拍手を頂きながら·····

陽真君の挨拶や
校長先生の祝辞を頂いて
歓談へ。

その間に私達は、洋装へ
私は、真っ青な裾の長いドレスに
ティアラをつけ
悠真も真っ青な燕尾服を着る
何を着てもイケメンは映える
二人で入場すると
盛大な拍手がわく

ケーキカットをして
お互いに食べさせる
口の端についている悠真を
笑っていると
「とってよ。」
と、口を出すから
家の感覚でとって舐めると
キャーキャー、騒がれて
あっと、赤面すると
「ありがとう。」と
悠真にキスを返されて
またまた、場内がざわつく

もう一度、ドレスを変える
今度は、式の時と違う
真っ白なウェディングドレスを着て
悠真もグレーの燕尾服を
入場して皆さんのテーブルを
回りご挨拶を。
悠真の会社の方々は
知らない方もいるので
挨拶をしながら教えて貰う。

悠真と企業している
高木さんと堺さんにも
挨拶をする。

涼君と葵君の席では
悠真が私を抱き締めるから
「取りませんよ。
芽依ちゃん、幸せになってね。」
と、涼君が言って笑いがおきる。

私の身内の席には
両親と理伯父さん、ゆかりちゃんと
大ちゃん、陽菜乃がいて
悠真が挨拶をしていた。

悠真の身内席には
お義母様と陽真君
従兄弟の皆さんと滝さんがいて
私から挨拶をした。

自分達の席に戻ると
司会の方から
「可愛い方々からお祝いが
届いています。」
と、言われて
ん?と、悠真を見ると
悠真は、ニコッと笑っていた

すると·····
臨時で入った小学校の
クラスの子達が入って来て
「「「「「先生、ご結婚
おめでとうございます。」」」」」
と、代表の子達が言ってくれて
色紙を渡してくれた。
クラスの皆来てくれていた。

あまりの嬉しさに涙が溢れると
悠真が抱き締めてくれて
涙を拭いてくれながら
「お礼を言っておいで。」
と、一緒に皆の所へ
「ありがとうございます。
皆と一緒に勉強できた事
一生忘れません。
すごく楽しくて
皆が、すっごく可愛くて
たまらなかった。」
と、言うと

先生も綺麗····とか
また、先生して···とか
ありがとうございます···とか
いろんな声が聞こえた

だから、校長先生出席すると
言ってくれたんだと
校長先生に頭を下げると
悠真が
「みなさん、芽依を先生に
してくれて
ありがとうございました。」
と、言って頭をさげた。

皆は、オロオロしたり
カッコいいと言ったり
大変だった。

私が
「陽菜乃!!」
と、呼ぶと
陽菜乃がそばにきたから
「みんな、娘の陽菜乃です。
来年は、小学生です。
宜しくお願いします。」
と、言うと
陽菜乃も
「石川 陽菜乃です。
宜しくお願い致します。」
と、頭を下げると
皆も、は~い。
と、返事をしてくれた。

悠真は、陽菜乃を抱き上げて
「ひな、挨拶上手だったよ。」
と、言うと
陽菜乃は、嬉しそうにしていた。

皆は、校長先生に連れられて
会場を後にした。

「悠真、ありがとう。」
と、言うと
「校長先生に子供達が頼んできた
そうだ。
それで校長先生から話があって。」
「うん。嬉しかった。」
「そうか、良かった。」
気がつくと回りの皆さんから
沢山拍手がおこっていた。

二人で頭を下げて
食事をして頂いた。
< 62 / 65 >

この作品をシェア

pagetop