君と交わした約束
私の言葉を遮って強引に瑛斗の手の中にあったハチマキを取って自分の頭に付けてるリサちゃんに私と瑛斗は呆気に取られていた。
「えへへ、ちょっと汗染みてる~」
「おい!返せ~」
『リレーメンバーは本部に集まってください』
瑛斗の声は放送部の声によってかき消された。
メンバーに迎えに来られた瑛斗はまだ何か言いたそうな顔をしたまま半ば強制に連れて行かれた。
「瑛斗くん頑張ってね~」
リサちゃんが手を振るなか、瑛斗は何度も私の方を見てきたけど私は目を合わせられなかった。
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