君と交わした約束
「はあ。片付けサボっちゃった」
教室で体操服から着替えた私は一人、時間を持て余していた。
みんなが来る前に帰ろうかな。
今は誰とも話したくないから。
帰ろうと玄関に向かってると後ろから名前を呼ばれた。
「めぐみっ!待って!」
「なによ。私もう帰りたいの!」
「ごめん!あんなに注目されると思わなくて・・・・」
勝手に期待して勝手に傷ついてるのは私。
瑛斗が悪いわけじゃない。
「別にいい。ただ明後日からの学校が怖いだけ。瑛斗のファン達から何言われるんだか・・・・」
「俺が勝手にした事だってさっき言ってきたから大丈夫だと思うけど、もしなんかあったら俺に教えて」
「分かった。疲れたからもう帰るね、バイバイ」
そのまま玄関まで行って靴に履き替えて校門に差しかかった時。
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