君と交わした約束
「ん?顔赤いよ?どうした?」
「な、なんでもない!!上履きどこにあったの?!」
「そ、それが・・」
私の前に出された上履きはカッターナイフで切りつけたのか、ボロボロになっていた。
「う、うわぁ・・派手にやられちゃったね私の上履き。もう履けないや。ははは」
「めぐみちゃん・・・あの誰も近づかない旧校舎のゴミ捨て場で見つけたの」
「え?!そこまで探しに行ってくれたの?よく見つけたね」
「あ、いや、その、もう新校舎は全部探したからもしかしたらって・・」
そこまで探してくれてたんだ・・・
「リサちゃん。本当にありがとう」
「ううん、いいの。でも、これが始まりだとするならもっと気を付けなきゃ。何されるかわかんないよ?」
「うん、わかってる。気を付けるね」
「うん!」
「ねぇリサちゃん。この間の電話のことなんだけど・・」
「あ!もう授業始まる時間だよ!行こ!」
「え?あ、うん」
話を遮られた・・・・?
いや、気のせいだよね。

この日を境に瑛斗ファンによる嫌がらせはエスカレートしていった。
< 69 / 70 >

この作品をシェア

pagetop