ハロウィンな恋
お腹いっぱいだけど
今はいつ喋ったのかを
聞かなきゃいけない




そしてしばらくすると
岡本優一が話し始めた





「あれは1年前の夏
とっても暑かったよ
そんな日オレはいつもの
ように学校から家に
帰ろうとしてた時だった


オレが帰ろうとすると
女の子達がキャ〜キャ〜
言ってて正直
その頃からこの生活に
イヤになり始めてたんだ」


そんなかんじで
岡本優一が話していても
頭の中はいつ会ったのか

考えることで精一杯
岡本優一の話なんて
ほとんど聞いてなかった
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