今夜はずっと、離してあげない。



そんなこんなで、一日目は千井と一緒に文化祭を回り。


2日目は凛琉と一緒に回れるかもと思っていたんだけど。




「えええぇ……、2日も朝水くんに凛琉取られるの……?客寄せパンダのくせに……」

「うっ、そ、そんな目で見ないで、真生……」

「だって……」




割と本気でしゅんとしていると、朝水くんの後ろからひょっこりと満面の笑みの千井が顔をのぞかせた。




「仕方ないよマオマオ!今日も僕と一緒に回ればいーじゃん!!」

「遠慮したい」

「なんで即答?!」




そんなに嫌なの?!と吠える千井の背後には、誰もいない。

いつもの切れ味抜群のツッコミか、手刀を頭に振り下ろす人が、いない。




「……じゃあ、午前中千住サマ冷やかしにいってくる」

「それはやめてあげよう?!ちず泣くよ?!?!」

「こんなことで千住サマは泣かない。どっちかというと怒る」

「確かにね!!!!」



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