君に決めた💖-――音楽🎶楽団-――
彼女は眼を丸くすると、安中浩紀はシャッと、刃物を持ち出した。浩紀は監督と、指揮者に向って、包丁を隠し持っていた。その包丁はまだ使っていないもので、2人は驚愕した様にみやった。
隠し持っていた、包丁を持ってくると、『―――お前・・・俺達の気持ちが・・・本当に分かっているのか?』と言い放った。其の言葉に、美紅は『やめなさい・・・どうせ・・・ポイ捨てするんだよ?・・・皆の事を・・・解雇してみなさいよ・・・どんな気持ちになると思う?』ときっぱりと言った。
『―――貴方・・・何で・・・刃物を散らしているの?貴方・・・人を殺すつもりなの?』
其の言葉に、彼女はドキッとすると、『な・・・其れは―――』と言い掛けると、彼女達は―――全員は、『良い?先生・・・私達の自覚は・・・こうだから・・・驚くと良いわ!!!』と言う。
昨日、石井美紅は安中浩紀を落ち着かせると、『―――これが・・・私達の・・・実力よ・・・私達を・・・舐めないで・・・私達だって・・・楽器奏者のプロなのよ?それを忘れないで―――。さぁ、浩紀・・・見せつけてやるのよ・・・』と楽器を持たせると、『―――ワン・ツー・スリー・フォー』と掛け声をすると、一斉に『―――喜びの歌-――』を披露する事にしており、2人の監督と指揮者は唖然としており、『あ・・・貴方達・・・良かった・・・上手くなったじゃない。良かった・・・こ・・・こんなに・・・上手く行っていたなんて・・・ほ・・・本当に・・・ご、ごめんなさい・・・』と、涙を流しながら、謝って来た。全員は吃驚してしまい、『―――せ・・・先生・・・私達の事、見捨てるのかと・・・』と誰もがボロボロと涙を零してしまった。
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