君に決めた💖-――音楽🎶楽団-――

第十二章 ピクニック

―――あれから、一週間-――
あの日から、安中浩紀と竹中由利と話し合い、『―――貴方達・・・セフレではなかったの?』と問い質してきた。其の言葉に、2人はムッとしてしまい、『な、当たり前です・・・』と怒った。
クラリネットを吹けなくなることは、クラリネット奏者の名に恥ずる。彼女は顔を見合わせると、竹中由利は神田公子と笑い、こちらに視線を向けると、『良い・・・付き合ってもいいから、節度を持ちなさい。』と言って来た。彼女はずっと好きだった人で、安中浩紀と一緒に居たいと思う。
セフレも簡単になってはならず、安中浩紀と石井美紅は恋人同士を続行できる事でもある―――。
彼女は恋人同士になっており、『浩紀の事・・・忘れたくない・・・』ときっぱりと言い放った。
いつの間にか、クラリネットを吹いており、色々な、曲を奏でている。自分が好きなのは、『運命』であり、とても迫力のある、音楽でもある。一週間が経ち、自分達が結婚式を挙げたい、そう思いが強くあったり、付き合っているのに―――。そう言っていた。両親も漸く、認めてくれた。
『―――貴方達・・・好き合っているなら・・・どうして・・・認めてくれないの?父さんと母さんは・・・どうして・・・結婚したの?酷いじゃない・・・この野郎・・・この野郎-――。』
彼等は吃驚してしまい、『―――本当に・・・好き合っているの?唯の・・・セフレじゃないの?』と問い質した。其の言葉に、安中浩紀と石井美紅は言い返した。
『―――な・・・何を言っているの?母さん・・・私が・・・そんな人に・・・見えるの?お母さんこそ・・・こんな駄目おやじと結婚して・・・何が幸せなの?この野郎―――。』
そう言ってやりたかった。好きな人と一緒にいて、何が悪い?―――どうして、結婚しては行けないの?―――この駄目おやじ―――。こんなことを言っているから、己の女房を失うんだ―――。
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