君に決めた💖-――音楽🎶楽団-――
―――あの日―――
彼女は彼にパシーンと平手打ちをすると、『―――貴方・・・私を・・・暴行しといて・・・何をやっているの?』と吐き捨てた。彼女は『―――責任取りなさいよ・・・』ときっぱりと言った。
其の言葉に、川中誠人はドキリとしてしまい、クラリネットを落としそうになった。彼女は真面目に言ってきており、彼はムッとしてしまった。誠人は黙ってしまい、彼女は吃驚していた―――。
彼女は『―――何よ・・・その顔・・・当たり前でしょう?責任取りなさいよ。』と言い放った。
彼はドキリとしてしまい、『―――わ・・・悪かったよ・・・悪かったから・・・』と見張っていた。誠人は彼女から顔を反らすと、『わ・・・悪い・・・あの日は、俺も機嫌が悪かったんだ』と言った。自分も振られてしまい、自棄を起こしての事だった。彼女は眼を丸くると、『―――美紅・・・誰それ?』と聞いてみた。彼はグッと口を噛むと、『黙れ・・・』と吐き捨てた―――。
その怒号の声に、吃驚してしまった。其の言葉に、誰もが吃驚してしまった。彼女は『黙れ・・・じゃないわよ・・・貴方、何様のつもりよ・・・』と吐き捨てた。それから、胸倉をグッと掴んだ。彼女は『妊娠したら・・・どうしてくれるのよ?』と言い放った。彼は『黙れ・・・お前に、何が分かる・・・?』と言い放った。彼女は『貴方の所為で・・・振られたのよ?どうしてくれるの?』と言い放つ。彼女は性的目当ての相手しか、追いかけてこない。悔しかった―――。
『―――悔しい・・・悔しい・・・』
其の言葉に、彼等は睨み合っていた。じっと火花を散らし、2人は『―――この野郎・・・』と言い放つ。それから、彼女は音楽楽団に入る為に、クラリネットを吹いてみる事にした。責任取る為に、クラリネットを教えてくれるか、聞いてみた。それから、2人は変わった関係になった。
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