愛は惜しみなく与う【番外編】
「杏さんも、父さんに会ってくださいよ!母さんも居ます!」

「え?まぁええけど」


なんてゆうたらいいの?

おたくの息子さんを毎日後ろから足引っ掛けて、転ばしてますって???


言えん言えん!!!!!


「拓也!!泉くんがいるんだ!!いやーーあの時はありがとう。本当に助かったよ」

「いや、いつの話してんすか。あれからカツアゲされてないっすか?」

「うんうん!大丈夫!拓也もたまに駅まで迎えにきてくれるから」

ならよかった
そう泉はわらって2人で魚を眺めた


拓也のお父さん、カツアゲされてたん?


「父さん!この人が杏さん!」


ズイっと拓也のお父さんの前にあたしは出された。ひぇぇ。いつも拓也には厳しくしてごめんなさいぃぃ


「君が!!!あの噂の!!」

「ははは…どんな噂かによって、あたしは土下座するか変わってきますわ」


苦笑いをして握手をする。
なんや、フレンドリーやな…


「まさか!拓也から聞く貴方は凄いよ!!強くてかっこよくて、仲間想いで、いつも助けられてると拓也が言ってたよ」
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