愛は惜しみなく与う【番外編】
「多分…電話相手はお袋かな」

『あんまり聞いてなかったけど、泉のお母さんって海外じゃなかった?』

「さぁ?多分?俺もよく知らない。兄貴と一緒にお袋は住んでると思ってたけど。詳しく知らない。てゆうか家に帰れって言ってくれよ。倉庫にいたら邪魔だろ」


お兄様の扱い可哀想!


『海外のお土産で拓也達が手懐けられて、倉庫で仲良くしてるよ。今倉庫着いた。まぁなんとかしておくから、帰ったら先に倉庫来てよ』


「うーん。帰り際杏が可愛すぎたらもう一泊どっかでするかも」

「ふぇ!?初耳」

「だって帰りたくないもん」


『ちょっと!!イチャイチャしないでよ!怒るよ!ねぇ!』


慧がぷんぷん怒ってる顔が目に浮かびます。泉は気にしてないのか、どっかいく?と言っている。

元気で何よりですね

私は身体が痛くてそこまで元気ではございません。

常に動き続けたあたしとしては、筋肉痛にあまりなることがなかった。

やなに今日はこれや。


『とりあえず!報告だけね!残り楽しんで』

「「はーい、ありがとう」」
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