シュガーフリー


今度はあたしの手を握り、


どんどん先を歩いていく。



亮太。


亮太…


苦しいよ。





黙ってしまったあたしに


「嫌だった…?」


さっきの強気発言とは、打って変わって不安な声。


あたしは自然と

「嫌じゃないよ」


って答えてた。







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