リアル彼氏
ちょっとめんどくさいことになってしまったかもしれない。


でも、もし貴也と付き合うことになったら断る理由なんてなにもない。


今でも好きだと気がつくことができたのだし、なにより貴也はゲームのキャラクターとは違う。


ちゃんと実在していて、しかも同じクラスなのだ。


マリナだけじゃなく、クラスのみんなから羨ましがられることだろう。


そう思うと、少し面倒なくらいどうってことなくなっていた。


「よし、貴也とデートのために、もう少し予習をしておこうかな」


あたしはそう呟いて、恋愛ゲームを起動させたのだった。
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