エチュード〜さよなら、青い鳥〜
舞台では、マーシャがクラウゼ教授とともに舞台袖に、はけていく。
一人残った初音が、ピアノの前に改めて座った。
恐らくは、マーシャが休憩をする時間稼ぎなのだろう。初音が鍵盤の上に、白く長い指をおく。
最初の和音で、涼はハッとなる。
思わず立ち上がりそうになって、慌てて座り直した。
あの日、小さなミュージックバーで、楽しそうに弾いてくれた姿がフラッシュバックする。二人が出会うキッカケになった、ショパンの『革命のエチュード』だ。
ついに、大きなホールで聴くことが出来た。
やはり、初音の『革命』は一味違う。学生の頃よりもさらにパワーアップしたその演奏に、涼は釘付けになった。
わずか3分にも満たない演奏。だが、終われば会場から割れんばかりの拍手だ。
一人残った初音が、ピアノの前に改めて座った。
恐らくは、マーシャが休憩をする時間稼ぎなのだろう。初音が鍵盤の上に、白く長い指をおく。
最初の和音で、涼はハッとなる。
思わず立ち上がりそうになって、慌てて座り直した。
あの日、小さなミュージックバーで、楽しそうに弾いてくれた姿がフラッシュバックする。二人が出会うキッカケになった、ショパンの『革命のエチュード』だ。
ついに、大きなホールで聴くことが出来た。
やはり、初音の『革命』は一味違う。学生の頃よりもさらにパワーアップしたその演奏に、涼は釘付けになった。
わずか3分にも満たない演奏。だが、終われば会場から割れんばかりの拍手だ。