独占欲全開の超イケメン俳優と秘密の同居生活始めます!
『大智と仲良かったのか?』


ソファに座った亜希斗さんが、ポツリと言った。


『…あ、はい。結構…仲は良かったです。3年間同じクラスだったんで…気づいたら良く話してました』


『そっか…』


あれ?


どうしたんだろ…


急に、トーンダウンしたみたいだけど…


『どうかしましたか?』


『…いや。それより、今日は何食べよう?宅配頼もうか』


『あ、はい…私は何でも』


とにかく…


亜希斗さんには、私が側にいる限りはちゃんと元気でいてもらわないと…


家事はあんまり得意じゃないから、せめて精神面でしっかりサポート出来たら…


って、でも、やっぱり…


こんな状況は、本当なら有り得ない。


同じ部屋にいて、一緒に食事して…


ワインも少しだけ飲んだりして…


まるでドラマの世界に迷い込んだみたいだ…
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