【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書


 捜査で柳田が浮上した際には、柳田は事件当日、家で体調が悪く寝ていたと証言した。

 しかし厳密にはアリバイはなく、本人は家にいたとアリバイを証明できる人もいなかったため、柳田の行動を徹底的に調べ上げた。

 そしたら、事件当日の夜。河川敷からかなり離れた所の防犯カメラに、柳田の姿が映っていたのだ。

 死亡推定時刻は午後10時半〜11時半の間とされ、その時間の柳田のアリバイを証明出来る人がいないことから、柳田が犯人と見て捜査を進めていた。
 
 防犯カメラに映っていた姿はフードを被っていたが、凶器についていた指紋や、防犯カメラに映っていた骨格や歩き方などを科捜研で照合した所、柳田に間違いないとのことだった。

 「……だから!殺すつもりなんて、なかったんだって!」

 「じゃあなんで、絞め殺した後、わざわざ川に流したりなんてしたんだ?」

 「それは……俺が犯人だとバレたら、俺は生きていけなくなるって思って!」

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