【完結】モンスター撲滅委員会


休日のカラオケ屋さん。

久しぶりに会った、わたしたち。


歌う気配はない。


【とりあえず。2時間で】


お店の受付で、カイくんが店員さんに告げた言葉。


「……もしかして」

「んー?」


なんだか、みえてきたぞ。


今日ここに2人で来た意味が。


「ひょっとして、もう。……始まっているんですか?」

「あたり」


やっぱりそうだ。


――――狩りは、既に始まっている。


「モンスターは。すぐ近くにいるんですね?」

「ふーん。キミ、だいすきな僕からハグされてんのに。そんなこと考えてんの?」


むしろ違うことに意識をそらさないと、どうにかなっちゃいそうです。


「フツウのお客さんのフリして。この店を探る理由があるってことですね」

「あはは。クッソ鈍いキミにも。そのくらいの想像力は備わっていたんだねえ。えらいえらい」


クソって言った……!!

< 105 / 653 >

この作品をシェア

pagetop