【完結】モンスター撲滅委員会
休日のカラオケ屋さん。
久しぶりに会った、わたしたち。
歌う気配はない。
【とりあえず。2時間で】
お店の受付で、カイくんが店員さんに告げた言葉。
「……もしかして」
「んー?」
なんだか、みえてきたぞ。
今日ここに2人で来た意味が。
「ひょっとして、もう。……始まっているんですか?」
「あたり」
やっぱりそうだ。
――――狩りは、既に始まっている。
「モンスターは。すぐ近くにいるんですね?」
「ふーん。キミ、だいすきな僕からハグされてんのに。そんなこと考えてんの?」
むしろ違うことに意識をそらさないと、どうにかなっちゃいそうです。
「フツウのお客さんのフリして。この店を探る理由があるってことですね」
「あはは。クッソ鈍いキミにも。そのくらいの想像力は備わっていたんだねえ。えらいえらい」
クソって言った……!!