【完結】モンスター撲滅委員会


「……いいんですか?」

「いいよ」


本当に!?

な、なにを聞こう。

聞きたいことが山ほどがありすぎて

"ひとつだけ"なんて、選びがたい。


でもでも

神出鬼没かつ秘密主義っぽいカイくんにフリーな質問ができるチャンス、なかなかない。

これが最後かもしれない。


なにを聞こう……!


「初恋の相手のこと、とか」

「へ」

「ファーストキスのシチュエーションとか」

「そっ……そんなこと聞きませんよ?」

「聞かないけど。知りたいでしょ?」


…………気にならないといったらウソになる。


「いっこだけの質問です。けっして、そのようには……使いません」

「ふーん。制限なかったら聞きたいんだ。やらしいなあ」


そうやって、さらっとわたしの本音を引きずり出すのやめませんか……!


あと、やらしいってなんですか!


< 109 / 653 >

この作品をシェア

pagetop