【完結】モンスター撲滅委員会


「ああ。でも。キミは、そっちがわの人間か」

「へ?」

「初めては、好きな相手と。夜景の見える場所とか。花火大会の帰り道とか。シチュエーション重視なんでしょ」

「考えたこと、ないですよ」

「へえ。それじゃあ。これからは、僕でいっぱい考えられるねえ」


考えませんよ……!?


「朝起きたら。となりで、僕が寝てたりするのとか」


なんですかその状況。

ルームシェア?

いやたとえ同居設定でもベッド同じなのは不自然です。


「妄想日記つけてみる?」

「えっ!?」

「僕が夢に出てきたら。どんなことしたい? 恋人とするようなこと?」


ヘンなことばかり聞かないでください……!


「はは。パンクしそう」


やっぱりからかわれてるんだよね、これ。


「わたしに触るのは。……平気そう、ですね?」


手、繋いだり。

ハグしたり。


「愛犬と主人がジャレ合うのは。フツウでしょ?」

「……え」

「舐め合うくらいまでは。どこでも見られる光景だと思わない?」

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