【完結】モンスター撲滅委員会
「誰かっ……助けて……」
カイくんに手首を捕まれ、振り払うことができない。
細いのに、こんなに力あったんだ。
「この部屋の音は漏れにくいし、となりの部屋の人たちは騒いでいる。誰も助けてなんてくれない」
さすが
男のひと――……
「そんなことも、わかんないなんて。バカだなあ」
なんか、
カイくんの冷たい言葉にも
ずいぶんと慣れてしまったなあ。
「だからこそ。愛おしい」
え?
「もっと力。抜いて」
甘い囁きに、甘い笑顔。
「僕にゆだねて」
こんなのって。
「めちゃくちゃにしても。いいよね?」
「……はい」