【完結】モンスター撲滅委員会
「生真面目な店長さんが、狂った女に関わったばかりに殺された。……なんて書いてる記事もありました」
「ふぅん」
「元凶は店長さんなのに」
マキさんは、恋心を利用された。
「書いてるヤツからしたら、事実なんて然程重要じゃないのさ。いかに人に注目される見出しを書けるかに力入れてんでしょ」
「……なんですかそれ」
「いいじゃん。キミがマキちゃんに、なにか感じる必要ないでしょ。彼女に心残りがあるとしたら――店長と同じ墓に入れないことくらいじゃん」
新聞やニュース
テレビ番組
コマーシャル
インターネット
書物など
わたしたちは、
あらゆるものから
あらゆる情報を得ていて
日々
それらの情報は、移り変わっている。
「もっとも、2人を同じ墓に入れる方法なら思いつくけど。僕はお人好しでもないから。そこまで叶えてあげない」