【完結】モンスター撲滅委員会
人に教訓を与えるような事件
歴史に残るような凶悪な事件でさえ
「べつに、誰かの記憶に自分たちのことを刻みたいとかそんなこと、マキちゃんは望んでなかったわけで。世間に忘れられても困らないさ。マキちゃんは幸せな最期を迎えた」
時間とともに
風化していってしまうんだね。
「これが。……マキさんの、ハッピーエンド?」
「んー。ハッピーエンドっていうよりは」
カイくんは、わかっていた。
少し先の未来が見えていた。
だから、
わたしをあの場所にとどまらせなかった。
目の前で人が刺されるところ
見せないように、してくれたんじゃないですか。
「"メリーバッドエンド"かな」