【完結】モンスター撲滅委員会
「いくら、流されやすくても。危ないクスリなんて。できないですよ」
「トイレ行ってるすきに。飲み物に睡眠薬混ぜられるとか」
「え?」
「無防備でいるときに。ブスッと。ヤバいの刺されちゃったり」
…………怖すぎません?
「そんなことにはならないって。一生誰にもハメられないって、言い切れる? 自分は大丈夫だって考える人に限って詐欺被害にあうらしいからね~」
「…………」
「この先、行動範囲もぐーんと広がれば、付き合う相手も増えてくでしょ。ちゃーんと、選ばなきゃいけないよ? 関わる相手は」
「……はい」
「万が一にも、危ない目に合ったら。そんな自分が恥ずかしいと思って隠したりせず、相談しなよ。手遅れになる前に」
できるものならそんな状況になりたくないけれど
肝に銘じておきます。
「僕が笑ってあげるから」
「やめてください」
「ウソウソ。助けたげるから」
信じるなと言ったかと思えば、こんなこと言ってくるんだ。
「キミは危なっかしいもんなあ」
「……そうですか?」
「目が覚めたら船の上とか。ありえそうじゃん」
どういう状況ですかそれ。