【完結】モンスター撲滅委員会
「まあ。おバカでいてくれた方が、扱いやすいから。やっぱりそのままでいいか」
「えっ」
「賢くなった、そよちゃんなんて。そよちゃんじゃないか」
そこまで言わなくてもいいんじゃないですか。
相変わらずの辛口です。
「三回まわって。ワンって言ってればいいよ。キミは」
なにさせようとしてるんですか……!
「カイちゃんがペット飼い始めたなんていうから。どんな凶暴なのかと思って見に来たら――拍子抜けね」
前方から聞こえた声に、顔をあげると
知らない女性が立っていた。
背が高い。
短いスカートからのぞくのは、
すらりと長い、綺麗な脚。
高いヒールのついたパンプスをはいている。