【完結】モンスター撲滅委員会


――――諦める


「切り捨てる。場合によっちゃ。親子で狩らなきゃなあ」

「……カイちゃん。いつもそんななの?」

「んー?」

「小リスちゃんの前で」


わたしの前で?

はい、カイくんはこれがフツウです。


なんならおとなしいくらい……

なんて考えていると


アンナさんが、ため息をつく。


「女の子には。もっと紳士でいてあげなきゃ」


天使、なのかな。


「うるさい」


うるさい!?


「僕が必要以上に他人に関心もったり親切にできないって知ってるでしょ。金もらっても。気分が乗らなきゃさあ」


悪魔だ。


今、わたしは

危なげな天使と天使な悪魔に挟まれている。


どっちも美しい。


なに言ってるか自分でわからなくなってきた。


「中学生なのよ? ちょっと刺激強すぎるんじゃないかしら。あなたのパートナーになるには」

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