【完結】モンスター撲滅委員会
「あら。あの子、素直に自分のこと話したの?」
「まさか。用心深かったよ、少年は。だからランドセルのカバーめくってみた」
そういえば。
店を出る前にカイくんは、
最近のランドセルかっこいいねー……って少年のものを勝手に触っていた。
いつもの自由な感じのせいで
深くは気にとめなかったけれど
あれは少年を知るための行動だった?
カイくんは会った瞬間に
あの子のこと探っていたの?
……抜かりない。
「6年2組、でしょ」
――――!?
「小学校、最後の年かあ」
6年生……?
あの男の子が?
「なにか言いたげだねえ、そよちゃん」
「あ。……えっと」
「うん。小柄だったねえ」