【完結】モンスター撲滅委員会
成長には、個人差がある。
6年生で中学生並みに大きな子もいれば
逆に、幼く見える子がいても、なにもおかしくなんてない。
そうわかってはいても
タクミくんは――……
「足りてないんだろうねえ」
あまりにもカラダが小さすぎる。
小さい、というよりは――細かったのだ。
「ええ。明らかに、栄養不足よ。それに……」
「アレルギー、とか?」
「その可能性は否定できない。彼、給食のあとに具合が悪そうにしていることがあるの」
「……えっ、それじゃあ。さっきのカレーは大丈夫だったんですか?」
「大丈夫じゃない? ママのカレーは低アレルゲン。特定原材料、七品目を除いたものになっているからねえ」
万が一のことを考えているってことですか。
たしか、土屋さんのカレーやシチュウはルーから手作りしているって言っていた。
栄養面だけでなくアレルギーを考慮してのことだったのか。
つくづくママの愛情を感じる。