【完結】モンスター撲滅委員会

きっと一生かけても理解できないことだらけだ。

バカだから。


それでもわたしはカイくんといれば

不思議と、勇気が湧いてくるんです。


あなたのおかげで

わたし、また少し強くなれました。



「ふふ。うまく飼い慣らしてると、思っていたんだけど」


アンナさんが、ベンチから腰をあげる。


「噛みつかれちゃいそうじゃない?」

「痛くも痒くもないよ。ただの小動物だから」

「強がり」


笑ってそういうと、アンナさんが公園をあとにした。


「タクミくんが……心配です。学校の対応って、どうなってるんでしょう」

「偵察だ」

「え?」

「どーせ、アンナも上手くやってくれるだろうけど。僕らは僕らで動いてみよう」

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