【完結】モンスター撲滅委員会


「だいいち。ランドセルは朝一番に教室に置くものなのに。昼休みに背負ってんのは不自然。逆に目立つよ」


たしかに!


それをわかった上でカイくんはランドセルわたしに背負わせたな?


「ボクのこと。探りにきたんでしょ」

「え……」


どうしよう。

調査してることタクミくんにバレない方がいいよね。


「授業サボってきたの?」

「テスト期間だったから、はやく帰ってきたんだよ!」

「へえ。気楽だね。中学生って」


気楽なものか。

テストなんてなくなればいいのに。


なんてイイワケしよう。

ここにいる理由。


カイくんにそこまで考えてもらえばよかった。


いや。

いつまでも頼っていちゃ、いけないよね。


「いいよ」


え?


「ボクのこと調べてもかまわないよって言ってる」

「……いいの?」

「やっぱり調べてるんじゃん」

「えっ!?」

「カマかけられたことすら気づいてないの? どんくさいひと」

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