【完結】モンスター撲滅委員会
――――消えないで
「いやだ」
「なにが?」
「……卓球。しようよ」
「めんどくさい」
「それじゃあ。タクミくんのしたい遊びで」
「ないよ」
「カイくんなら、持ってるよ。おもしろいゲーム。聞いてみよう」
「そんなことより。あんた元からブスなのに、もっとひどいことになってるよ」
「……っ」
死ぬ方法なんて探さないで。
君は、どうすれば生きてくれる?
死ぬのが怖いならやめようよ。
それとも
はやくラクになりたがっている君を引き止めることが……
罪なの?
わからない。
わたし、どうすればいいんだろう。
「ボク。ちょっと今、おもしろい」
「え?」
こんなときに、どうしてだろう。
タクミくんの口元が緩む。
「ボクが灰になっても。誰の記憶にも残らない気がしていたんだけど。あんたは。あんただけは、ちょっと悲しんでくれる?」