【完結】モンスター撲滅委員会
気づけば、そっと抱きしめていた。
小さなそのカラダを。
手足や胴体は想像以上に細く
ギュッと力を入れるのは、怖い。
「タクミくんの力になりたい。……なれない、かな」
少年から、返事はない。
「ねえ。消えることばっか考えないでさ。助けを求めてよ」
「やっぱり偽善者だ」
「本気だよ。わたし」
「かわいそうなボクにかまってあげている自分が好きなんでしょ」
「そんなんじゃ、ない」
「それじゃあ。あんたに殺されたい」
「え?」
「あんたが。ボクを殺して」
「……なに……言って……」
「とろくて。役立たずな、あんたに。ボクが一番望んでることさせてやるよ」