【完結】モンスター撲滅委員会
「あはっ。不良にからまれているところを助けられて恋に落ちるなんて、少女漫画みたいな展開だねえ」
「笑いごとじゃないです」
数日後
お店でカイくんに、ことの次第を伝える。
「どうして?」
「……だって」
チラリとつぐみちゃんの方を見る。
そこには、キッチンで調理中の土屋さんをカウンターから熱心に見つめるつぐみちゃんの姿が。
「すごく、べったりなんです。土屋さんに」
それはもう、喜怒哀楽がなかかったなんてウソだと思えないほどに。
「いいじゃん。微笑ましいねえ」
「土屋さんは、普段通りなんです。まったくつぐみちゃんの気持ちに気づいていません。……料理の感想もらえて心底嬉しいみたいです」
「天然だからなあ。ママは」