【完結】モンスター撲滅委員会
これで、よかった。
……これでよかったんだ。
「ゴミみたいな親でも。最期くらいは、役に立ってくれて、よかったよねえ」
これが、カイくんの予定調和。
“必要な悪“
「世の中がほんのちょっぴりキレイになった。すっきりすっきり」
「最初から。……この、つもりで」
聴力と視力を奪うって言っていたのに。
あれはウソだった?
「キミに提案したプランは。ひとつの案としてあげられたものだったんだよ」
「……でも。実行しなかった」
「考えてみてよ。あの母親が生きている限り、少女は永遠に救われることはなかったし。父親には娘よりも手をかけている女がいたんだ。母親だけ始末したところで、あの家に居場所を作ってやれなかった。最悪な環境に変わりない。だから。怪物夫婦は日記とともに葬るのがいいでしょ」