【完結】モンスター撲滅委員会


「だったら。教えてください」


納得できる理由を。


(たの)しいからに。決まってんじゃん」


――――!


「イジメが愉しくなくて。ただ、苦しいことなら。誰もやらないよ?」

「……本気で、言ってるんですか」

「なにかおかしなこと言ったかな。僕」


イジメがたのしい?

……そんなバカなこと、あるものか。


「世の中にはね。他人の不幸が嬉しい人間。たくさんいるんだよ」

「嬉しくなんて、ないです」

「本当に? 微塵も? 心の中では、ざまあみろって思ってんじゃないの。あの子の両親に天罰がくだって」

「……!」

「これまで、彼らが娘にしてきたこと考えたら。一瞬で死んじゃうなんて生ぬるい……とか」

「やめてください」

「もっと苦しめてもいいんだけど。今回は、さ。あくまであの子に悟られないように、そっと実行したかったからねえ」
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