【完結】モンスター撲滅委員会


そう思うのは、簡単。

わたしは思うだけ。

罰を与えるのは……わたしじゃ、ない。


"怪物撲滅委員会"


『知るか。うちらは正義の味方なんかじゃない』


あの子は、すごい。

自分より大きな男を相手に戦った。


誇れる力がある。


わたしが小西さんにできたことも

悪を倒すためにできることも


一つも……ない。


「それから」


カイくんが、ランタンを棚の上に置く。


「僕的に。依頼人が毒」


今回の狩りには、依頼者がいた。


それは小西さんの教え子の親だという。


生徒は小西さんから勉強を教わるだけでなく、恋人のような関係を持っていた。


そして……ある教え子とのあいだに子供ができた。


そして小西さんは、女の子を突き放した。


誰にも内緒で子供を諦めろと

最低の言葉を浴びせ、お金を渡した。


そんな

傷ついた生徒の親が、毒?

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