【完結】モンスター撲滅委員会



ただ生きるのだって精一杯なのに


自分の身を守りつつ……

大切な誰かを守るなんて


絶対に大変じゃないですか。


ところでカイくん。

いつまで、うちにいるんです?


「眠くなってきたなあ」


えっと。

タクシー、拾ってきましょうか。


というか呼びましょうか。


「ひざまくらしてよー」


し、しませんけど。

それは命令ですか?


「今夜は。お泊まりしてこーかな」


いやいやいや。


「お風呂一緒に入ろーか」


なに言ってるの!?


「背中。流させてあげよう」


そこは流してくれるわけじゃないんですね。

ってそんなお願いしませんけどね!


「そんで。お布団で一緒に寝ようね」

「そ、そんなこと。するわけ……」


他人のベッドで寝るのは潔癖的に厳しいのでは?


「あ」

「えっ?」

「よく考えるとさ。僕、キミのカラダ洗ったげたことも、ドライヤーしたことも、クシとかしたこともないよね」


なくて普通です。

あったらビックリです。


「飼い主失格じゃん」


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