はじめての恋。




朝早くから来ていた遊園地。

気づいたら、空は暗くなっていた。






私のリクエストでジェットコースターに乗った後、唯一乗っていなかった観覧車に乗った。





久しぶりの2人の空間。

少し、恥ずかしかった気もするけど…





この1日で、だいぶ凌久くんとの距離が縮まった気がした。

もし、それが凌久くんの狙いならそれは大当たりだと思う。




素直に、

これからも一緒にいたいと思えた。






「楽しかった?」

『楽しかった、ありがとう』

「凛の笑ってる顔が見られて、良かった」

『また来たいね』

「そうだな」


と、

微笑む凌久くんはとてもカッコ良かった。








< 69 / 254 >

この作品をシェア

pagetop