キミの名前を呼びたい。


私、如月くんのことが好き…みたい。



「…葉山さん」


如月くんが私の手を握る。


「ごめん、やっぱ何でもない!教室戻ろうか!」


慌てて椅子から立ち上がり、出口へと歩いていく。







教室に戻ると、如月くんの元には男子が集まっていた。


「如月!宝箱作ったんだけどこんな感じでいいか?」


「あ、うんいいね。俺も作るよ。」


如月くんはそのまま教室の奥へと進んで行った。



「葉山さ〜ん、ちょっといいかなぁ?」


後ろから真城さんの声がした。


教室の隅で、真城さん含め女子3人に囲まれていた。


「あのね、文化祭実行委員変わって欲しいんだぁ」


変わってほしい…って、指名したのは真城さんなのに。
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