キミの名前を呼びたい。


「じゃあこちらが宝探しのカードになります。
これを見てお宝ゲットしてください!」


意外にもうちのクラスの出し物は人気で行列が出来ている。


景品はお菓子だったり、ジュースだったり、運がいいと商店街で使える割引券などがある。


「葉山さんと笹川くんそろそろ店番交代するよ〜」


「ありがとう!」


クラスの女の子2人に店番を代わってもらい、私は笹川くんと校内を回ることにした。



「どこのクラスも盛り上がってるね。」


笹川くんが別の学年の出し物のアイスを買ってきてくれた。


『ありがとう』


「いいえ!葉山さんと回ることが出来て嬉しいよ」


やっぱり笹川くんは優しい。


こんなにも優しいのに。


「葉山さん?!どうしたの?」


どうして如月くんが好きなんだろう───

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