癒しの君と炎の王~炎の王は癒しの娘を溺愛中~
言われるまま、このままここにいてもいいのだろうか?そんな疑問が湧いてきた。

すぐにアンが食事を運んで来た。
お盆に乗っていたのはミルク粥と水と薬だった。

「久しぶりのお食事なので、胃がびっくりしないように、少しずつお召し上がりください。」

そう言いながら、ベッドにお盆ごと運んだ。

「ありがとう、アン。」

「いえ、お医者様のご指示です。吐き気が起こらなければ、少しずつ普通のお食事に戻していきますね。」

「ありがとう。いただきます。」

ソフィアはそういうと温かいミルク粥を口に入れた。

「美味しい!」

ソフィアは、思わず声に出た。アンはすかさず、

「城専属の料理長のミルク粥ですから!いっぱい召し上がって早く元気になってくださいね。」

「ええ。これならいっぱい食べられるわ。」

宣言した通り、ソフィアはミルク粥をきれいに食べきった。

「この調子でしたら明日から散歩にも出られそうですね。」

「ええ、よろしくお願いします。」
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