COSMOS
「あのぉ、口動かすなら食べることでお願いします。じゃあ、私流しますよー。はいはーい、皆さんスタンバイしてくださーい。はい、いいっすねー。じゃー、いっきまーす」


だから、速いって!

1人で弾丸トークしやがって。

オレは用意されていた箸とお碗を持ち、流し素麺の台に向かった。


「ちょっと!ワンコ、あんた、バカなんすか?あなたが上流に来てどうすんすか?」


あ。

確かに。


「3人より背が高いからって上流に来て独り占めするなんて、最低っすね」

「は?!別にオレはそんなつもりねえよ!」

「さー、どうだか」

「は?!久遠、お前なぁ!」


と、オレが久遠に殴りかかる勢いで近づいた、その時だった。


< 191 / 731 >

この作品をシェア

pagetop